やめない理由（５） 恐怖の「ニコチン依存症」しかし、実は……

　（４）より


　前回（４）のブログをアップしたところ、また「twitter」のほうに、このようなご感想をいただきました。

　アカウント「kenfuka」さん より、

　　僕もかつては集中したいときには

　　タバコが不可欠だったけど、

　　「ニコチンがないと集中できない」

　　＝「非スモーカーはニコチンがなくても集中できる」

　　＝「要するに自分はニコチンがあってようやく普通の人間並み」

　　と気づいた瞬間、

　　悔しくてスッパリと辞められました。


　はい。その通りですね。

　「ニコチン」で、集中できるようになる、のではないのです。

　「ニコチン」があるから、仕事に集中できないのでしたね。

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禁煙外来のお医者さん

　twitterでのフォロワーさんから、当ブログにコメントをいただきやした。

　私と煙草（11）　タバコは「減らさず」「やめる」べき／
　タバコを止めるに当たって、
　数を減らす「減煙」がいかに難しい事かが、
　実体験として書かれていて、とても面白いです。
　やはり、「経験者は語る」でしょうか。
　ね、@kitakaze_kozoさん。

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やめない理由（４） 恐るべき「ニコチン」効果

　（３）より


　タバコには。

　ニコチンには。

　「集中力」を、高める効果がある……。


　と。

　「ニコチン・ヘビーユーザー」の人たちは、思い込んでいます。


　ところが。

　それは、大いなる間違い。

　「ニコチン」の、真の効果とは。


　「タバコを吸うと、集中力が高まる」

　と、思い込ませる……という、効果なのです。

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やめない理由（３） あなたの仕事は「皿回し」？

　（２）より

　タバコには。

　「ニコチン」には。

　眠気を醒まし、集中力を高める効果がある。

　そして、イライラを解消し、リラックスさせる効果もある。

　さらに、発想を促進し、なおかつ、人間関係を円滑にする効果まである。


　これらの効果は、自分が生活していく上で、社会生活を営む上で、絶対に必要である。

　従って、たとえ健康を犠牲にしてでも、私はタバコをやめない。

　やめることは、ありえない……。


　……はい。

　私も「ニコチン・ヘビーユーザー」のときは、完璧にそう思ってました。

　しかし、いったんタバコをやめ、「ニコチン・アンチユーザー」になってしまうと、いかにこれらの「効果」が、アテにならないものであったかが、よくわかります。


　では、上の「効果」に対して、反論をしてみましょう。

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「歩きたばこ」９割超減

　仙台市が中心部の商店街などで指定する「歩きたばこ禁止」が成果を挙げている。
　歩行喫煙者は、呼び掛けを始めた２００３年夏に比べて９割超の減。

　市は２７日、昼間の巡回を初めて実施した。

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「全面禁煙化」に抵抗する 和歌山県タクシー協会の言い分

全国的に「禁煙タクシー」が広がっている。

　2007年6月の大分を皮切りに、東京も08年１月からほぼすべての車両が全面禁煙となった。

　一方で、取り組みが遅れていた大阪では2009年、橋下徹府知事名による全面禁煙化の依頼文書が、府内の主要タクシー協会に出された。

　大阪以外でも、いまだに「禁煙車率１％台」の自治体が見られる。

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やめない理由（２） 「必要だから」

　（１）より

　なぜ、あなたは、タバコをやめないのですか？

　それは、タバコがどうしても、「必要だから。」

　もっと言えば、「サメのお尻」だから。


　……あっ違った。

　「不可欠（ふかけつ）」だから。


　まず、この「理由」が、一番大きいでしょう。

　それだけに、逆に言えば、この最大の理由さえ論破してしまえば、後はだいぶ楽になるのですが……。

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